第1話「魔法の月から顔が出た!」
夏休みを利用して、福引きで当たった月旅行に参加した遥大地は、ウサギ耳のある人影を見かけて追いかけ、ウサギ耳のグリグリという女の子と、祖母で大魔法使いのV-メイに出会う。2人は昔から月に住んでいる耳長族という先住民族だった。人には知られていないが、月の内側にはラビルーナという世界があり、耳長族が住んでいる。ところが邪動族が攻め込んできたため、V-メイはグリグリを連れて地表に隠れ住み、邪動族に立ち向かう魔動戦士を捜していたのだ。V-メイの持っていた機械のパーツに大地の自作のオルゴールが反応、メカが得意な大地は銃・弓・独楽を組み立てる。V-メイの魔法で魔動戦士が戦うために必要な魔動器が完成した。
そのころ隠れ家には邪動族のヘルメタルが迫っていた。大地は魔動銃を託され、グランゾートを呼び出すことに成功。魔法のパワー魔動力を発揮してヘルメタルを倒す。こうして大地は、V-メイ、グリグリと共に残り2人の魔動戦士を捜して邪動族と戦う旅に出発した。