第7話「鏡よ鏡どっちが早い?」
月の内側・ラビルーナへ行くレーヴェの道という通路が、現在は邪動族の支配下にあるため使えない。大地たちは、別の入り口を知っている耳長族の老人イマックを捜す旅に出る。道中、壊れた飛行機が不時着。乗っていたネリという女の子はムーンサソリに刺された村長の娘のために、血清を町まで取りにいった帰りだったのだ。村長の娘が「村一番に美しい」と聞いた大地とラビはどちらが血清を届けるかでケンカして、V-メイから2人で行くよう申し渡される。先を争って走る大地とラビを、邪動族のミラーマンがトリプロス1号で襲ってきた。大地はラビに血清を託し、自分はグランゾートで応戦。魔動力を跳ね返す力を持っているトリプロスに大地が苦戦していると、ガスがウインザートで助けにやってきてトリプロスを撃退。その間にラビが薬を届ける。しかし村長の美しい娘に会って大喜びのはずのラビが、なぜか全速力で逃げ帰って来た。実はその村は、美しいものに対する価値観がラビや大地たちとは正反対だったのだ。大地たちは村長の娘たちから、大竜巻の情報を聞くことができた。