『魔動王グランゾート最後のマジカル大戦』前編
ラビルーナでの冒険から一年後の夏休み。大地は、ラビ、ガスと交わした再会の約束を胸に、再び月面を訪れた。同じ日、新たに月にやってきた邪動族のグルンワルド、ゼラガー、バラドーの3人がラビルーナに侵入し、瞬く間に聖地ルナを制圧。V-メイとサユリを光の塔の頂上に閉じこめると、光の塔を押し上げて、地表に出現させてしまった。
ラビとグリグリは大地たちを迎えに月表面にいた。幽閉されたV-メイとサユリから魔法で3つの魔動器を受け取ったラビのもとにゼラガーとバラドーが現れて襲撃してくる。そこへガスと大地が合流。3人は魔動王を召還すると、ゼラガーの邪動王サイクロプスと、バラドーの邪動王ギガンティスに立ち向かう。今までよりも強い2体の邪動王に大地たちは力を合わせて立ち向かい、敵の攻撃をはねのけるが、グルンワルドが登場。巨大化し、金の鎧をまとったグルンワルドはとてつもなく強く、グランゾートのスーパーエルディカイザーでも歯が立たず、3体の魔動王は吹き飛ばされて、大地たちは生身のままほうり出されてしまった。グルンワルドが、大地、ガス、ラビ、グリグリの4人にトドメを刺そうとしたとき、謎の少女フィエナが現れ、4人を連れ去る。