第14話「笑ってよ!世界樹さん」
マジカルゴとともに世界樹を登る大地たちは木の上にある滝つぼに辿り着き、世界樹を蘇らせようとがんばっている魔法使いシックハックと出会う。そのとき、世界樹の幹に目と口が開く。実は世界樹には顔があり、滝壺は世界樹の流した涙、ずっと聞こえていた不気味な音は泣き声だったのだ。
一方、アグラマントは世界樹へトドメを刺すよう、シャマンに闇の剣を渡して命令する。世界樹にある闇の魔法陣に剣を突き立てれば木は滅びるはずだが、世界樹自身が魔法陣を隠してどこにあるかわからない。だが、魔動戦士たちにはその魔法陣を見せるはずだ。シャマンは部下のバットバンを連れて世界樹を襲撃。バットバンがメガロックス2号を召還し、大地はシャマンをV-メイたちに任せてグランゾートで応戦、足場の悪い枝の上での戦いに勝利する。そのころシャマンは、圧倒的な邪動力でV-メイたちを拘束し、マジカルゴにトドメを刺そうとしていた。世界樹の口の中に入っていくマジカルゴに、シャマンの放つ闇の剣が突き刺さる。一同が駆け寄るとマジカルゴの体からまばゆい光が放たれ、闇の魔法陣は光の魔法陣に変わり、闇の剣は消え去った。光の魔法陣が蘇ったことで、世界樹と第5エリアに緑が戻った。そして大地たちは、第4エリアへの扉へとなる光の魔法陣に足を踏み入れる。