第20話「潮ふけやれふけ大鯨」
クジラの体内に入った大地たちは、クジラから体が苦しいので助けて欲しいと頼まれる。クジラのくしゃみで胃袋まで一気に移動したところ、鯨の健康を管理する抗体族に包囲された。抗体族はウサギ耳の小さな体で、たくさんの仲間がいる。最初は大地たちを敵だと勘違いするが、大地のオルゴールの音色に聞き惚れ、V-メイが魔法で宙に浮かぶのを見て神さまだと思いこむ。彼らの話によると、鯨の心臓である誕生の神殿にヒトデの怪物が張り付き、それから仲間が増えなくなってしまったそうだ。大地たちが早速、ヒトデ退治にとりかかろうとしたところへ、邪動王ワイバーストに乗ったシャマンが現れた。大地はグランゾートを呼び出して応戦するが、バイメタルを使って作られた自動修復が可能なメカであり、グランゾートの戦闘データがインプットされているワイバーストは圧倒的な強さを見せつける。一方、ガスはクジラの息で発生した気流を利用してウィンザートを呼び、ヒトデ退治にとりかかが、ムリにはがせばクジラを傷つけてしまうことがわかり、うまくいかない。そのときヒトデの下から光の魔法陣が浮き上がってきた。ガスは感じるままにウィンザートの武器、弓のシュトルムカイザーを呼び出してヒトデを打ち、光の魔法陣を解放する。自己修復に邪動力を使いすぎたシャマンは体力の限界が来ており、光の魔法陣を前にして撤退をする。大地たちは元気を取り戻したクジラの潮に乗り、第3エリアへと向かった。