第21話「やってきました大昔」
第3エリアへの通路を通る大地たちの前に、巨大で邪悪な姿が浮かんで消える。暗黒大邪神が目覚める兆しを見せていたのだ。
たどり着いた第3エリアは、火山が噴火し恐竜が歩き回る原始世界。本来は緑豊かな世界だが、邪動族によって聖なる火の山が吹き上げる「火の柱」が侵されているため、時間が太古まで戻っていた。大地たち一行は暑さにグッタリ、ガスと途中ではぐれたことに気付かないまま先に進み、ネアーン村の耳長原人に捕らわれてしまう。一方ガスは、耳長原人のピーテカ村に助けられ、用心棒を頼まれる。この地域に水源はひとつしかなく、その泉の所有権を巡ってふたつの村は対立関係にあった。少女ミミに牢から出してもらったV-メイたちは泉の神をでっち上げて、争いをやめさせようとするが失敗。そこにナブーが専用の邪動王ハービザンで現れる。邪動王は前回よりも強くなっており、グランゾートとウィンザートで戦ってもすぐに傷が修復される。しかし戦ってるうちにナブーの邪動力も底を突き、グランゾートを追いつめたところで撤退。争っていた両部族たちはハービザンを神の怒りと勘違いし、仲良く泉を使うことを約束した。両部族が持っていた地図から「聖なる火の山」の方向を確認し、大地たちは出発する。